2017.05.02
櫻子さんの足下には死体が埋まっている 蝶の足跡

太田紫織・著。角川文庫・KADOKAWA。
櫻子さんシリーズの11冊目です。
旭川在住の乙女な男子高校生・館脇正太郎と
地元の名家、九条家の骨好きで、男前なお嬢様・九条櫻子の
二人の物語です。
プロローグ
第壱骨 蝶の足跡
第弐骨 灰色の追行
エピローグ
という構成です。
思いのたけをぶつけてしまったことで、後悔がある正太郎
だったが、その櫻子さんは、梅をともなって長期の旅行に
出掛けてしまい、連絡もつかず、もやもやとしたものを
抱えたままで、磯崎先生をも巻き込んで、櫻子さんの行き先を
追いながら、死体のある場所へと導かれる正太郎なのでした・・。
今巻は、「正太郎の足下には・・・」な展開でした。
社会的な視点も織り交ぜつつ、
あまり気持ちのいいことには、なりませんねぇ。
花房の動向も、気になるところです。
テレビドラマ化されてスタートしていますね。
観ることは叶いませんが、ドラマ向きかもしれませんね。
世間一般な感想・評価は如何に?
スポンサーサイト